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美容室が月曜日に定休日が多い本当の理由

こんにちは!

ヒロタテツヤです。

今日は、ちょっと気になる事があったので調べてみました。

僕は、10年以上美容師をしているのですが

美容室が月曜日に休みが多い本当の理由を知りませんでした。

そこで今日はその理由を深掘りしていきます。

意外と知らないと思うので参考にしてみてください。

美容室が月曜日に休みが多い本当の理由

美容室が月曜日を定休日にする様になったのは、第二次世界大戦前後からそ

うなったみたいです。

第二次世界大戦前後は、全国的な電気不足で電力をストップする休電日があ

ったそうです。

当時の日本は電気が足りなかったみたいです。

今では考えられないですね。

当時の美容室では、電髪(デンパツ)と言う

パーマが流行っていたそうです。

そのパーマを当てるには、髪の毛に何十本も

電極をつけてパーマをかけていました。

今で言うデジタルパーマみたいな感じですかね?

電極つけたら髪の毛コゲそうですよね。

で、そのパーマを当てるには電力が沢山必要

で休電日に合わせて定休日を設定したそうです。

休電日は全国で色々違ったそうですが、一番月曜日が多かったみたいです。

なので美容室の定休日が月曜日に多いそうです。

他にもかつては、月曜定休日だった百貨店に

合わせたとか、お客様の多い土日を開けて月

曜定休日にしたなど色々な説がありますが、

有力な説は休電日の説が濃厚です。

今でも月曜日が多い理由

美容室の定休日がきちんと決められたのは昭和35年ぐらいだそうです。

過当競争を避けるために美容組合が都道府県ごとに、定休日・料金・営業時

間を決める事になりました。

美容組合が決めた定休日が今までと同じ月曜

日だったことから

今でも美容室は月曜日定休日のところが多いです。

僕的には、いつが定休日でもいいですけど

その名残が長かったせいで今でも講習会や美

容のイベントは月曜日が多いですね。

ちなみに今は、公正取引委員会の指導によりいつが定休日かは自由に決めて

いい事になっています。

もちろん定休日なしの年中無休の美容室もあります。

一度定着すると変えるのは難しいですね。

火曜日が定休日の地域もあります

関東地方は火曜日が定休日のところが多いです。

それは、第二次世界大戦前後の休電日が関東地方は火曜日だったからです。

休電日は地域によって違ったみたいです。

なので、その当時は休電日が美容室の定休日

だったので定休日もバラバラだったみたいです。

今では、関東地方は定休日が火曜日それ以外は月曜日を定休日にしている美

容室が多いと思います。

終わりに

今日は、美容室が月曜日に定休日が多い本当の理由を解説してきました。

美容室の定休日が、第二次世界大戦の電力事情で決まっていたとは以外な結

果でしたね。

当時の電極を使った電髪パーマはかなり電気を使っていたんでしょうね。

僕もどんなパーマかは見た事がないので、なんか凄そうなイメージです。

何十年も前に決まった事もいったん決まってしまえば当たり前になるのも不

思議な感じです。

もちろん今は、定休日など自由に決められるので年中無休のところもありま

すし水曜日が定休日の所なんかもあってほんとに色々だと思います。

でも今でもやっぱり美容室の定休日と言えば月曜日ってイメージですよね!

最後まで読んでいただきありがとうございます。