髪の毛の正しい乾かし方を知りたいな。
毎日のドライヤーで美容院帰りのサラサラヘアーになる方法があるなら教えて欲しいな。
ドライヤーの使い方とかも教えて欲しいです。
こんにちは!
ヒロタテツヤです。
今日は、そんな問題にお答えします。
この記事を読むことで髪の毛の乾かし方やドライヤーの使い方がマスター出来るようになります。
現役美容師の僕が日々のサロンワークで実践していることをしっかりお伝えしていきます。
タオルドライはしっかりしよう!(下準備)
シャンプー直後の状態から髪の毛を乾かすのはNGです。
時間がかかりすぎてしまいますし、乾かしムラの原因になったりもします。
ドライヤーの前はしっかりと水滴が落ちない程度までは、水気を取るのがおすすめです。
もし、お家にマイクロファイバーのタオルとかがあれば便利です。
水気をかなり取ってくれるので乾かす時間をさらに短縮できます。
タオルで水気を取る時はゴシゴシ拭くと髪の毛が傷むので柔らかく押さえる感じで水気を取ってあげましょう!
ドライヤーは振りながら乾かそう!
美容師は髪の毛を乾かす時にドライヤーを小刻みに振りながら乾かしています。
ドライヤー の熱を分散させながら乾かしています。
それには理由があって、1つはムラなく乾かすために振りながら乾かしています。
もう1つの理由は、髪の毛のタンパク質の熱変性を防ぐために振りながら乾かしています。
ちょっと難しい説明かもですが、髪の毛の80%がタンパク質でできています。
髪の毛が濡れていると60度ぐらいから熱変性が始まってきます。
タンパク質が固まると髪の毛内部の成分や水分が流出しやすくなってきます。
要するに同じ場所にドライヤーの熱を当て続けると髪の毛が傷むってことです。
なので美容師はドライヤーをフリフリして乾かしてます。
まずは根元から乾かしていこう!
ドライヤーは強温風に設定して、根元部分やえり足、耳上など乾きにくい箇所から順番に乾かしていきます。
根元を始めに乾かしてくと、自然と毛先のおさまりもよくなります。
ドライヤーはこの時ドライヤーの吹き出し口を外して乾かすのがいいと思います。
吹き出し口を外すと風が広範囲になるので乾きが早くなります。
この時もドライヤー をフリフリしながら乾かしていきます。
手ぐしも通しながら軽くテンションもかけて乾かしていきます。
髪の毛が80%乾くぐらいまで乾かしていきます。
前髪も乾かしていこう!

前髪がある方の場合は前髪を一番最初に乾かす方がいいと思います。
斜め上から下に向けて左右から風を当て、分け目を消したり前髪のクセをとる様な感じで乾かしていきます。
分け目がつきやすい方は一番最初に乾かしてください。
テンションをかけながら乾かすと少しのクセぐらいですと伸ばせます。
仕上げは上から下に乾かそう!

仕上げは、ドライヤー の風を上から下に向けて当てていきます。
この時ドライヤー のノズルは付けてください。
風を拡散させない様にして上から下にテンションをかけて乾かしていきます。
最後の最後は冷風です!
余熱による乾かしすぎを防ぐ効果と冷風でキューティクルが引き締まり髪の毛がサラサラになる効果があります。
ドライヤーを下から上に当てるのは髪の毛がボサボサのになるのでやめましょう!
ドライヤーは横からか、上から下に向けて風を当ててくださいね!
合わせてヘアケアのポイントも一緒読んでおくのがおすすめです。
終わりに

と言うわけで今日は、髪の毛の正しい乾かし方やドライヤーの使い方の解説をしてきました。
正しい乾かし方をマスターして頂ければ幸いです。
普段、僕が使っているドライヤー です。風量がかなり強く乾くのが早いのと、熱が高くなくタンパク変性が起きにくく傷みにくいのが特徴です↓