ヘアー

ブリーチ2回した癖の強い髪の毛に酸性縮毛矯正を施術した例

こんにちは!

ヒロタテツヤです。

最近、酸性縮毛矯正が流行ってますね!

ブリーチした髪の毛にも縮毛矯正できるので

くせ毛でブリーチをしてもう縮毛矯正をできないと諦めてた方もクセを伸ばせる様になりました。

昔は、そんな事ができなかったので本当に凄い事だと思います。

今日はブリーチを2回したお客様に酸性縮毛矯正を施術していきます!

髪の毛の状態

ブリーチ2回した状態なので髪の毛にはかなりのダメージが出ています。

クセは根本から毛先まで、うねりとジリジリしたクセがでている状態です。

根本は1センチ健康毛10センチぐらいは10レベルぐらいのカラー毛になってます。

今日はこの状態に根本から毛先まで酸性縮毛矯正をしていきます。

薬剤選定

根本から普通のカラーの所までは、ph6 s8% g2%で

中間はph5 s5% 毛先はs3%で施術していきます。

根本の方はわりと元気な髪の毛なのですが、あまりパワーをあげすぎるとブリーチと重なってくる部分が危ないのでスピエラメインでアタックしていきます。

中間、毛先部分はブリーチでかなりダメージ毛なのでgmtはなしでスピエラのみでアタックしていきます。

スピエラメインで施術する方が体感的には柔らかく仕上がるイメージです。

使用した薬剤や準備物はこちら↓↓↓

薬剤塗布と放置時間

薬剤塗布は素早く20分以内で塗布するのが理想です。

放置時間は30分以上置くのが基本になります。

長い時間置くのは、初めのうちは怖いと思いますが酸性領域では薬の反応速度がかなり遅いのでアルカリ矯正よりも放置時間がかなり長くなります。

最低でも30分になります。長いと40分ぐらいかかります。

酸性での施術になるので軟化はしないです。

なので酸性縮毛矯正では還元しているかどうかを確認する還元チェックが必要になります。

僕の場合は、指で髪の毛をしごいてみて、癖がある程度取れていたらオッケーと思っています。

ロットを巻いて確認する方法もあります!

どちらの場合もあくまで目安なので、ある程度は経験を積んだ方がいいと思います。

アイロンワークと2剤塗布

アイロンワークは酸性縮毛矯正なので、髪の毛に熱を置いていくイメージです。

ツインブラシでテンションをかけてアイロンは熱を置くイメージです!

アイロンでプレスしすぎると酸性縮毛矯正での柔らかくナチュラルな仕上がりが損なわれるので注意しましょう!

2剤は過酸化水素水15分でオッケーです。

ブロム酸でも大丈夫です。

どちらでもちゃんと反応すると思います。

仕上がり

今回の仕上がりです。

中のジリジリしたクセも柔らかく伸びたと思います。

ブリーチの所はカラーが褪色するので、後日カラーをするのがおすすめです。

当日でもカラーは可能ですが、髪の毛への負担が大きので後日カラーがおすすめです!

まとめ

今回もブリーチ毛への酸性縮毛矯正をやってみました!

酸性縮毛矯正ができる様になると色々なお客様への対応が可能になります、昨今のヘアカラーはデザイン性が高くインナーカラーやハイライトなど色々な履歴のお客様が多いです。

今まで諦めていたお客様にも対応できる様になるので、酸性縮毛矯正をマスターしていきましょう!

最後まで読んで頂きありがとうございます。