こんにちは!
ヒロタテツヤです!
今日は、髪の毛の履歴がよくわからないお客様への酸性縮
毛矯正の考え方を書いていこうと思います!
自分の担当のお客様の場合髪の毛の履歴はいつ何を行い何
をしたか?の把握はできているので、縮毛矯正をする場合
も酸性でいくのか中性でいくのか、アルカリ性でいくのか?
選択肢を広げれるのですが、初めましてのお客様の場合正
確な履歴を教えてもらう事はなかなか難しいですよね!
そんな場合は、間違いなく酸性領域一択になってきます!
では詳しく解説していきます。
なぜ?酸性領域一択になるのか?

例えばこちらのお客様の場合ですが、2年前に縮毛矯正しました。
根本から中間にかけては癖があり毛先は2年前の縮毛矯正が残っています。
全体的にいつもハイトーン&多分ハイライトも入れてます。
いつ入れたかは知らんけど。。。
みたいな場合、中性域、アルカリ域での縮毛矯正は選択から外れてくると思います。
なぜなら、中性域やアルカリ域では反応速度が速すぎて髪の毛が持ち堪えられないと思うからです。(特にハイライト部分や毛先の部分)
なので酸性領域での縮毛矯正になると思います。
中のクセもそこそこうねりがある状態です。
では薬剤はどのように選んでいけばいいのか?
考えていきます。
薬剤選定の考え方

ハイトーン&ハイダメージ履歴あまりわからないので、じっくり還元させないと髪の毛が終わってしまうのでPHは4.5から5.5の間で薬剤を作っていくのが無難です。
4.5〜5.5は髪の毛の等電点と言う領域で髪の毛が1番リラックスできる領域になります。
その領域でゆっくりじんわり還元していくのがいいと思います。
酸性領域は薬剤の反応がかなり遅いので、中性やアルカリと違って15分放置で軟化したら流すみたいな感じではないんです!
そもそも酸性なので軟化なんてしません。
還元させていきます。
放置する時間も30分はしっかり時間を置いていきます。
必要であれば40分とかもでもおきます。
なれないうちはそんなに放置して大丈夫か?
不安になりますが、全然大丈夫なんです。
動画はブリーチ履歴の毛先40分放置してもクタクタにならず元気な状態です。
なので今回の場合ですと、根本はPH5.5で中間PH5、毛先は4.5ぐらいでアタックしていきます。
根本は新生毛もあり伸ばしたいのでPH6とかでもいいと思います。
その辺りは髪の毛の状態や太さや細さで微妙に変わってきます!
使っている薬剤などはこちらのブログに書いてます↓
まとめ

1液を流したあとはアイロンをして2液をして完成になります。
今回は髪の毛の履歴がわかりにくいお客様への酸性縮毛矯正の考え方を解説してきました。
髪の毛の履歴がよくわからない場合は、とりあえず酸性領域で縮毛矯正する事がおすすめです。
なぜなら、反応速度がゆっくりで髪の毛に優しいからです。
少しでも酸性縮毛矯正の参考になれば幸いです。
