こんにちは!
ヒロタテツヤです。
今日は、クセが強くブリーチ2回以上ある髪の毛に縮毛矯正した話です。
それでは解説していきます。
クセが強く中間毛先にかけて2回ブリーチしているケース

今回もなかなかのダメージ履歴にくわえ中間から毛先にかけてはブリーチが2回以上入っています。
普通のアルカリ矯正ならまず無理な案件ですが、今回も酸性縮毛矯正でアタックしていきます。
髪の毛の状態
ウエットにすると根本の髪の毛はしっかりしていますが、中間から毛先にかけてはテロテロの危なそうな感じでした。
使った薬品
いつもの準備物はこちらに記載してます↓
今回はいつもの準備物にプラスこちらを使いました!
ケミアアシッドです。

ブリーチやダメージがハードな場合こちらを一剤に添加すると、リンゴタンニンが髪の毛を補強してくれます。
酸性縮毛矯正をあてる場合は、やばい髪の毛に施術する場合が多いので入れた方がいいと思います。
もう一つは

中間処理にこちらを使いました。
簡単に言うとプレっクス剤です。
髪の毛の補強剤ですね!
あとはいつもどうりです。
薬剤塗布

薬剤は、根本から中間毛先と塗り分けていきます。
根本から中間にかけては、ph5.5 G10% S5%
毛先は、ph4 G2% S1%
毛先は薬剤が弱い分、アルミホイルをかましています。
ペーパーやアルミホイルをかますと応力緩和と言う作用で髪の毛が伸びやすくなります。
ドライから仕上げ

しっかりアイロンで髪の毛の水分を飛ばして、2剤をつけてシャンプーをして乾かしただけの状態です。
最初の状態と比べるとかなりクセが伸びて収まっていると思います。

ブリーチ部分の動画↓
ブリーチの部分も綺麗に伸びたと思います。
まとめ

クセが強く中間毛先にかけて2回ブリーチしているケースでも髪の毛の状態を見極め施術すれば酸性縮毛矯正の場合のみ可能と言う事がわかりました。
参考になれば幸いです。